女子大生40人が犠牲…北朝鮮幹部「鬼畜行為」で見せしめ

北朝鮮には麻薬中毒患者のための施設などなく、自慢の「社会主義無償医療システム」も、薬品はすべて市場で自前に入手しなければならないという、看板倒れに過ぎないのが実態だ。性病か薬物中毒で倒れれば、現金収入が絶たれ、死ぬしかない。

あらゆるセーフティネットのない社会、北朝鮮で、今日も貧しい庶民の女性は道端に立ち、無防備にその体を差し出しているのである。

女子大生売春に悩む金正恩氏

北朝鮮で、「女子大生売春」「ヤミ金融」「不動産ころがし」などの裏ビジネスが、いっそう盛んになっている。

2015年10月10日で創建70周年を迎える朝鮮労働党は社会主義を標榜する政党であり、金日成・正日・正恩の親子3代にわたる独裁者は、折に触れて自分たちの「社会主義の偉業」を自画自賛してきた。

「料金」は女性の年齢次第

しかし、国家の計画経済が停滞する中で社会主義システムは崩れ去り、巷では資本主義社会とまったく同じような「ビジネス」が隆盛を極めているのだ。

たとえば、その5年前には女子大生らによる売春行為に関する治安当局の内部資料が流出。