【写真】美人女優ピョン・ミヒャンの公開処刑で幕を閉じた「禁断の映画」摘発の内幕
有名女優を多数出演させたポルノ映画を撮影し、海外に輸出して外貨を稼ぐというのが彼の計画だったようだ。撮影を依頼した相手はパク・ヒョク。1949年に公開された北朝鮮初の映画「わが故郷」でヒロイン役を務めた人民俳優兪敬愛(ユ・ギョンエ)と人民演出家朴学(パク・ハク)の息子で、演劇映画大学撮影学部を卒業して映画カメラマンとして活動していた。
そして主演したのは、1993年の映画「所属なき部隊」に出演し人気を集めた女優のピョン・ミヒャンだった。
かくして北朝鮮製のポルノ映画の海外初進出となったが、撮影地を隠して輸出したものの、しばらくして問題が発生した。
荒っぽいやり方
映像にはハンガーに掛けられた服が登場するが、そこに金日成バッチが付けられていたことから、北朝鮮で撮影されたことがわかったというのだ。