北朝鮮、幹部たちが受刑者を自宅で奴隷扱い
北朝鮮で軽犯罪者は短期間、「労働鍛練隊」に収監されるが、当局の幹部たちが、拘禁施設の受刑者を私的な目的で奴隷のようにこき使っている実態を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。
平安北道(ピョンアンブクト)のRFAの内部情報筋は、その実態を次のように語った。
「幹部たちが、労働鍛錬隊の受刑者を勝手に連れてきて、自宅の新築工事をやらせている。過去にも受刑者を動員する慣例はあったが、最近幹部たちの間では豪邸を建てることが流行っているため、収容者の労働力の『需要』が増している」