「労働新聞」 道徳的紀綱を確立するのは社会主義強国建設を促すための重要な要求

【平壌3月29日発朝鮮中央通信】29日付けの「労働新聞」は署名入りの論説で、朝鮮式社会主義の本態を固守し、優越性を発揚させていくには社会的に道徳的紀綱を確立するための活動をより強力に展開すべきだと強調した。

同紙は、全社会的な道徳的紀綱の確立問題は革命の前途と運命を左右するきわめて重大な活動であるとし、次のように指摘した。

全社会的に道徳的紀綱を確立するのは、全人民を気高い道徳倫理を体質化した真の革命家に育ててわれわれの主体的力を全面的に強化するための重要な要求である。

道徳的紀綱の確立はすなわち、革命の主体の強化である。

今、敵はわが人民、特に新世代を精神的・道徳的に腐敗、堕落させるための思想的・文化的浸透策動に必死になって執着している。

われわれの前途を阻む全ての難関を正面突破しているこんにち、全社会的な道徳的紀綱の確立問題はわれわれの主体的力を非常に強化する上で瞬間もおろそかにしてはならない深刻な政治闘争、先鋭な階級闘争になる。

全社会的に道徳的紀綱を確立するのはまた、わが社会を徳と情が満ち溢れる一つの大家庭にさらにうち固めていくための必須の要求である。

社会主義強国建設の勝利のための基本保証は、わが革命隊伍の一心団結を磐石のごとく打ち固めていくところにある。

日々エスカレートする敵対勢力の反朝鮮孤立・圧殺策動の究極の目的は、わが内部に困難を持続させて社会主義大家庭に不和が生じるようにし、この過程に党と人民大衆の渾然(こんぜん)一体、わが革命隊伍の一心団結を破壊しようとするところにある。

全ての活動家と党員と人々は、現在、道徳的紀綱を確立する活動が社会主義強国建設の勝利のための重要な要求になるということを深く自覚し、社会主義道徳的気風を確立していくべきであろう。---