2019年―2030年国家災害危険減少戦略実現のための努力

【平壌3月20日発朝鮮中央通信】朝鮮では、仙台枠組み文書をはじめ国際的合意に合致するように2019年―2030年国家災害危険減少戦略を完成し、その実現のための活動を推し進めている。

国家非常災害委員会のキム・ヨンチョル局長が、上記のように明らかにした。

キム局長によると、国家の統一的な指揮の下で現存したり、潜在する災害の危険をあらかじめ防ぐとともに、災害対応力、回復力を高めて持続的な社会経済の発展を保証し、人々の生命・財産と経済的・社会的・文化的および環境的富の被害を最大限減らすのがこの戦略の総体的目標である。

国家災害管理機構システムと緊急対応制度の完備、全人民的な災害危険と対応に対する認識の向上、災害管理科学技術の開発、資金と物資供給能力の強化、災害基金創設などを計画している。

戦略の第1段階として2022年まで道・市・郡人民委員会で国家災害危険減少戦略に準じて地域災害危険減少計画を立て、災害管理の科学性を保障するための基礎資料を実証し、全国的範囲で危険対象に対する調査・掌握活動を完了することになる。

自然災害警報システムを強化し、障害者、高齢者、児童、妊産婦に対する国家的関心を高め、災害データベースを構築する活動が行われている。---