水力タービン羽根の生産に新しいステンレス鋼を導入

【平壌3月6日発朝鮮中央通信】朝鮮の科学者たちが、水力タービン羽根の生産に利用できる新しいステンレス鋼を開発し、現実に導入した。

近年、泰川発電所(平安北道)をはじめとする複数の水力発電所でこのステンレス鋼で作った水力タービン羽根を取り入れて電力生産を増やしている。

この水力タービン羽根の寿命は、従来の羽根に比べて10倍以上。

国家科学院鉄系金属研究所のキム・ヒョク所長は、新しいステンレス鋼材料がキャビテーション腐食と摩耗に対する耐性が高く、溶接性がよいので水力タービン用材料としての特性を十分に満たすと述べた。

金野水力発電設備工場(咸鏡南道)では、新しいステンレス鋼によるタービン羽根の生産工程を設けて、去る一年間だけでも10余りの水力発電所に多くのタービン羽根を生産、供給した。---