「21世紀のステルス零戦が来る」日本の次期戦闘機に韓国が緊張

韓国の与党・共に民主党の大統領候補である李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は14日、慶尚南道の泗川市にある韓国航空宇宙産業(KAI)を訪れ、次期戦闘機KF-21の開発現場を視察するなどした。

李在明氏はこの場で、当選した暁には大統領直属の「宇宙戦略本部」を発足させると表明。「現状では気象関連は環境部、軍事関連は国防部、産業関連は産業資源部などに分散しているが、これをひとまとめにする」などと述べた。

韓国は先月21日、独自技術で開発した初のロケット「ヌリ」の打ち上げを行うなど、宇宙開発部門に力を入れていく姿勢を見せている。李在明氏はこの路線の継承を強調した形だ。そしてもうひとつ気になるのが、戦闘機開発分野での動向だ。

李在明氏は日本に対する強硬な発言で知られるが、韓国には軍備増強を巡り、日本をライバル視する傾向が見られる。

例えば、世界日報の軍事専門記者であるパク・スチャン氏は、7月10日付でこう書いている。