北朝鮮軍「村の娘に鬼畜行為」食糧徴発でも乱暴狼藉

常日頃から軍と人民の良好な関係維持を訴えている北朝鮮。だが、それは必ずしもそううまくは行っていないという現実を反映しているのかもしれない。

両者のギクシャクした状況が際立つのが、秋の収穫後だ。食糧を確保しようとする軍と国と、コメ一粒でも多く手元に残そうとする農民との攻防が激しさを増すからだ。中には、犯罪行為に及ぶ者すらいる。両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋が詳細を伝えた。

ある性暴力事件

事件が起きたのは、地域全体が山に囲まれた両江道の中でもさらに山奥の、甲山(カプサン)郡五一(オイル)労働者区でのことだ。