女子大生40人が犠牲…北朝鮮幹部「鬼畜行為」で見せしめ

北朝鮮の黄海北道(ファンヘブクト)にある沙里院(サリウォン)工業大学で、とんでもない醜聞が発覚した。

デイリーNKの現地情報筋によると、先月17日、沙里院サッカースタジアムである中年男性の公開裁判が行われた。男性は、同大学内の朝鮮労働党委員会の書記である50代の朴氏。かけられた容疑は、女子学生らに対する権力型性暴力である。

当局の調べによると、朴容疑者から性暴力の被害に遭った女子学生は40人以上、また同容疑者と不倫関係にあった女性も10人以上に上るという。不倫関係と言っても自由意思での恋愛感情によるものではなく、朴容疑者が権力を武器に強引に迫ったものだと思われる。

ある2年生の告発

北朝鮮ではこのところ、大学生など若い女性たちがこうした犯罪の被害に遭う例が後を絶たない。