「わが国空軍は日本に勝てない」韓国専門家…米元司令官も弱点指摘

韓国が開発中の次期戦闘機KF-Xが、間もなくその姿を現す。

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開発に取り組む韓国航空宇宙産業(KAI)は現在、6機の試作機を制作中だ。そのうちの1号機は間もなく塗装を終え、4月末までに一般公開される予定となっている。

韓国が自主開発する初の本格戦闘機であるKF-Xは、限定的ながらステルス性能を備える。韓国空軍は73年前、連絡機わずか20機をもって誕生した。他の先進国と比べ、歴史はずっと浅いのだ。そう考えれば、現状に至る発展スピードは速かったと言える。

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しかしそれでも、空軍を見守る専門家の視線は厳しい。韓国紙・世界日報の軍事専門記者であるパク・スチャン氏は2月14日付の記事で、「韓国空軍は依然として日本にかなわない」と断言している。

2020年版の韓国防衛白書によれば、周辺国が保有する戦闘機は中国が2187機に日本が338機、ロシアが1183機となっている。これに対し、韓国空軍は410機を保有しているが、パク氏は「北朝鮮、中国、ロシア、日本の脅威と向き合うには不十分だ。2020年代半ばからKT-Xが既存のF-4とF-5を代替し、F-35Aを40機運用するが、質的な格差を狭めるのは難しい」と指摘する。

また同氏によれば、バーウェル・ベル元駐韓米軍司令官も「韓国の最大の脆弱性は、不十分な航空防衛資産」だと指摘しているという。

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韓国は、なぜこのような境遇に陥ってしまったのか。パク氏も指摘していることだが、その最大の理由は、韓国軍が北朝鮮の脅威に焦点を合わせてきたことにある。

北朝鮮空軍も、かつては強敵だった。金正恩総書記の祖父である故金日成主席はベトナム戦争と中東戦争に空軍部隊を派兵。北朝鮮のパイロットたちは祖国から遠く離れた戦場の空で、世界最強の米空軍とイスラエル空軍を相手に、多数の撃墜を記録している。

だがその後、北朝鮮経済の長期にわたる停滞により、空軍力も衰退。今では見る影もなく、新人パイロットの養成もままならない状況にある。その動向を観察してきた韓国軍が、空軍に振り向ける資源を相対的に減らしたのは、ある部分では合理的な判断だと言えるだろう。

(参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は

しかし近年、韓国は防空識別圏に出没する中露の空軍機により、継続的に圧迫を受けている。いくら米国と同盟関係にあっても、基本的な防衛は自らの手でせねばならない。だが、主要装備の開発・導入に長い時間を要する空軍力の増強は、一朝一夕にはできない。極東においてはしばらく、韓国空軍は脆弱な存在であり続けるかもしれない。