【動画と写真】ベイルート大爆発と北朝鮮・龍川の「爆弾テロ」説

窒素肥料の原料である硝酸アンモニウム(硝安)は、燃料油と混ぜることで「硝安油剤爆薬」という非常に安価な爆発物に化ける。昨年8月、レバノンの首都・ベイルートで発生した大爆発事故の原因も、倉庫に積まれた大量の硝安だったと言われる。【動画】ベイルート大爆発の瞬間…巨大なキノコ雲と衝撃波

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第2次小泉再訪朝の1ヶ月前の2004年4月22日午後、中朝国境に近い北朝鮮の龍川(リョンチョン)駅で、文字通り大地を揺るがす大爆発が起こった。半径数百メートル以内にある8千棟の建物が吹き飛び、包括的核実験禁止条約機構の地震波データは小型原爆並みの衝撃を感知した。小学生数十人を含む死傷者1500人以上、悪夢のような大惨事である。

下の写真は、事故前年の5月13日に撮影されたものと、爆発から18時間後に撮影されたものだ。前年5月の写真では駅前大通りを中心に左右にマンションや住宅が密集している。爆発後の写真では、黒煙が駅周辺を覆って、火災が続いていることを示している。

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写真:【写真】龍川駅周辺の事故前後の様子

北朝鮮側の説明では、事故は龍川駅の引き込み線で、硝安を積んだ貨物列車と油槽車両の入れ替え作業中に起きた。油槽車両に高圧電線が接触して火災が発生、過熱された硝安が大爆発したという。

一応、この説明は筋の通るものとして受け入れられているが、発生現場が金正日総書記の特別列車の中国からの帰路上にあり、タイミング的にも通過の約8時間後だったことから、「暗殺テロ」を疑う声も出た。