「586世代の私益追及集団が再生産されている」韓国ベストセラーが告発

 曺国が子どもの入試であのような無理をしたのは、自身の学閥と労働市場での地位を世襲するためにあがいたわけですね。表彰状の偽造こそしていなくとも、文在寅政権の主軸である586政治エリート、現政権の有力者たちも同じです。民主党の李仁栄(イ・イニョン)院内代表(現統一相)の息子は費用が高いことで知られるスイスに留学し、金斗官(キム・ドゥグァン)議員の息子もやはり高いと言われる英国に留学しました。正義連出身で比例代表になった尹美香(ユン・ミヒャン)議員も娘を米国に留学させ、イム・ジョンソク前秘書室長も娘が米国に留学中だとわかり話題になりました。留学させることが悪いわけではありません。ただ、彼らが申告した財産は、それほど多くなかったのです。それなのに、年に1億ウォン以上もかかる留学をさせているわけですから、そのお金がどこから出たのか気にならないはずがないじゃないですか。

(参考記事:「文在寅一派はこうして腐敗した」韓国知識人”反旗のベストセラー”が暴く闇